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2015年5月25日 16時50分 JST
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Source: Ikanos Communications
Ikanos、日本~韓国間の既存銅線ネットワークでギガビット級のブロードバンドパフォーマンスを初めて実証
VDSLフォールバックにより銅線上で1 Gbpsのスループットを示す現在唯一のend-to-endソリューションを使って、両国でレガシーVDSLサービスとも品位低下なしに共存。600万人以上の加入者がこの銅線上でギガビット技術を享受。

FREMONT, CA, 2015年5月25日 - (JCN Newswire) - ネット対応住宅用の先進ブロードバンド半導体およびソフトウェア製品の大手プロバイダ、Ikanos Communications, Inc. (NASDAQ: IKAN)は、OEMラボでのトライアルにおいて、日本と韓国をつなぐ既存の光ファイバおよび銅線のハイブリッドネットワーク上で、100mの距離で1 Gbps以上のデータ転送速度のデモに成功したことを、本日発表しました。短経路銅線ネットワーク上で真のギガビットパフォーマンスを達成した初めての企業として、Ikanosは、現在唯一のアクセスネットワーク技術プロバイダとなりました。この技術により、両国の通信事業者は、現在最大100 Mbpsのサービスしか提供できないVDSL回線をそのまま使用して、データ転送速度を10倍以上増加できます。

さらに、これらのデモは、現在展開されているVDSLサービスが共存した状態で実施されましたが、既存VDSLのデータ転送速度に影響はありませんでした。また、VDSLフォールバック機能により、展開済みのCPEで後方互換が実現しますので、加入者ベース全体でシームレスなアップグレードが可能です。展開済みのVDSLサービスに悪影響を与えずに、銅線ネットワーク上でギガビットパフォーマンスを達成することは、日本と韓国の通信事業者にとって大切な要件です。他の競合技術は、大きなパフォーマンス損失を被らずに、同じ制約のある展開済みVDSLサービスと共存することはできず、現実の展開では数百Mbpsのデータ転送速度まで品位低下すると予想されます。一方、Ikanosのソリューションは、現在日本と韓国で広く展開されているVDSL 30aプロファイルとの共存に最適化された設計となっていますので、両国にもっとも適した展開可能なギガビット技術です。

ギガビット級のブロードバンドでのIkanosが実現した最新の先進技術は、日本と韓国における同社の大きなマイルストーンです。Ikanosは最先端のVDSL 30aプロファイルを使用して銅線上で100 Mbpsサービスを開発し、両国で実質上100%市場シェアと、合計で600万人以上のVDSL加入者ベースを獲得できました。本日の発表により、同社のギガビット技術における主導的立場や、両国のブロードバンド施策へのコミットメントはさらに確固たるものとなり、Ikanosは両国で優勢を続けることのできる立場となりました。Ikanosのギガビット技術は、最近承認されたG.fast規格の改良型で、両国の通信事業者ネットワークの独自要件に最適化されています。Ikanosはその活動を通じてこのような通信事業者要件を熟知していますので、同社には、既存VDSLブロードバンドサービスに影響を与えずに通信事業者のパフォーマンス目標に対応するという独自の優位性があります。

過去12か月にIkanosは、両国のOEMパートナーと協業して、両国内の通信事業者にとって魅力あるオファリングを生み出す要件と望ましいパフォーマンス目標を定義しました。この協業では、共存や後方互換をテストするために、日本と韓国のケーブルや現在展開済みのVDSL CPEデバイスなど、実際の通信事業者ネットワーク展開を模して設計された厳格なテストにより構成された一連の合同定義OEMラボトライアルが実施されました。これらのトライアルの結論として、Ikanosは、最大100mの距離で1 Gbps以上のデータ転送速度を達成するなど、クラス最高の総合パフォーマンスを達成できましたので、Ikanosのギガビット技術は潜在的な競合相手よりも大きく進歩しました。

「さらに高速で応答性の良いアプリケーションとサービスを提供する技術に対する需要は、いつでも速いペースで成長していますが、その推進要因のひとつは2020年に日本で開催されるオリンピックです。」と、住友電気工業株式会社ブロードネットワークス事業部長の西本裕明氏は述べました。「xDSLの早期から弊社はIkanosと緊密に協業しており、両社はブロードバンド需要に大きな波が来るたびに、非常に素早い対応を続けてきました。通信事業者はすべての加入者をギガビットサービスへアップグレードしてもらいたいと考えていることを考えると、Ikanosが先日、真のギガビットパフォーマンスを実証したことは、たいへん素晴らしいと思います。」

「4Kおよび8Kコンテンツの超HD放送、高解像度ゲーム、マルチスクリーンストリーミングなどの高帯域幅アプリケーションの急速な台頭により、ギガビット単位の消費者接続の需要はますます高まっています。」と、NECマグナスコミュニケーションズ株式会社ネットワークソリューションズ事業部長の堺和則氏は述べました。NECマグナスコミュニケーションズとIkanosは強力なパートナーシップを通じて、ブロードバンド普及の増加スピードよりも速く、通信事業者による100Mbpsサービスの展開を実現してきました。今回、Ikanosがギガビット技術を実証したことで、日本の通信事業者の皆様がギガビットブロードバンドサービスを加入者ベース全体に提供していくまでの道程が、実行可能な形で見えてきました。」

「かつて日本と韓国の通信事業者の皆様は、Ikanosの業界トップクラスのVDSL技術を活用して、100Mbpsのデータ転送速度に到達可能な高速ブロードバンドサービスを展開した初めてのお客様となりました。」と、Ikanos CommunicationsCEO兼社長のOmid Taherniaは述べました。「現在このような通信事業者は、何百万人ものVDSL加入者をギガビットサービスにアップグレードしようとしており、弊社の最新ギガビットブロードバンドの実証は再び、弊社の技術リーダーシップをパートナーに示し、両国の通信事業者に対するコミットメントや、彼らに特有の要件に対応しようとする弊社の姿勢を示すことになりました。」

住友電気工業株式会社について

住友電気工業株式会社は、光ファイバ、ケーブル、コンポーネント、先進電子デバイス、自動車部品などの設計、製造および販売をしています。研究と多様化の戦略の成功を通じて、住友電気工業は、情報通信革命の最前線を走る世界大手企業となりました。住友電気工業では、業界トップクラスの信頼性を保ちながら、世界トップクラスの光技術研究製造体制の拡大を続け、製品ラインアップを強化しています。同社は、40か国以上でグローバルな事業を行っており、従業員数は240,000人以上です。2015年3月末日締め会計年度の住友電気工業のグループ総売上高の公表額は235億米ドルです。

Ikanos Communications, Inc.について

Ikanos Communications, Inc. (NASDAQ: IKAN)は、コネクテッドホーム向け先進ブロードバンド半導体とソフトウェア製品の大手プロバイダです。同社のブロードバンドDSLや通信プロセッサなどのオファリングは、世界の多くの大手ネットワーク機器メーカーや電気通信サービスプロバイダ向けのアクセスインフラと顧客構内設備を実現します。詳しい情報は www.ikanos.com をご覧ください。

(c) 2015 Ikanos Communications, Inc.全版権所有。Ikanos Communications、IkanosとIkanosのロゴ、Bandwidth without Boundariesタグライン、Fusiv、Ikanos Velocity、Ikanos NodeScaleは、Ikanos Communicationsの商標または登録商標です。この文書で言及されている他のすべての商標は、それぞれの所有者に帰属します。

セーフハーバー条項に関する記述

このプレスリリースの中の記述は、1995年の米国私募証券訴訟改革法の意義の範囲内で、将来予想に関する記述(Forward-looking statement)を構成しています。これらの記述に対して、過大な信頼を置かないようにご注意ください。これらの将来予想に関する記述は、弊社のビジネスや業界の全般に関連する弊社の業績や将来の出来事についての弊社上級管理職の現在の視点を反映しています。「期待」「意図」「計画」「考え」「予測」「推定」などの単語を含む記述や、同じように未来や将来予想の性質のある記述により、将来予想に関する記述は識別されます。

将来予想に関する記述は、リスクと不確実性を内包する事項に言及しています。そのため、これらの記述に示された内容と、実際の結果が大きく異なる原因となるような、重要な要因または今後重要となる要因があります。弊社では、これらの要因には以下のものがあると考えていますが、これに限定されるものではありません。設計契約獲得やラボおよび現場でのトライアルのすべてが、弊社の収益につながるわけではないこと。半導体などの最終製品の導入が遅れたり、まったく導入されない場合。技術要件やプリファレンスの変化により、弊社技術が事実上時代遅れになる場合。競合他社が弊社の提供するソリューションよりも競争力の高い技術を開発する場合。契約獲得をしても、マクロ経済の状況によってお客様が購買計画の延期や、すべての購買計画の取消を行う場合。お客様ニーズを収益に結び付ける弊社の能力。弊社が新製品の本格生産を開始する能力と、お客様や通信サービスプロバイダによる受容。お客様による増産が同じ割合で継続するか、まったく進まないこと。特定のxDSL半導体製品について、通信サービスプロバイダの需要が続くこと。設計契約を獲得するかラボや現場でのトライアルに成功しても、通信サービスプロバイダがスケジュール通りの開発計画実施に失敗するか、まったく計画を実施できないこと。新規または現行の製品や技術の生産量に達し、維持し続ける弊社の能力。製品の需要を生成し、販売取引を締結する弊社の能力。弊社が現在の研究開発プログラムの成果として、商業的に成功する製品を開発する能力。弊社が販売する製品の製造で、サードパーティに依存すること。弊社が事業を行っている市場での競合。外国通貨のリスクなど、国外での事業運営に関するリスク。弊社の販売する製品が、顧客ニーズの変化に対応しないか、競合製品との競争に勝てない場合もあるという事実。弊社が通信サービスプロバイダに直販するスタンドアロンソフトウェアのオファリングにより、弊社の収益や、通信サービスプロバイダでの大幅または特定の運用費節減につながること。不測の将来的費用や、財務要件。弊社の実際の結果が将来予想に関する記述に示された内容と著しく異なる原因となりうる上記または他のリスクと不確実性についての詳しい記述については、2015年3月29日締め第一四半期の四半期報告書(書式10-Q)など、SECに提出した弊社報告書( www.sec.gov から入手可能)をご覧ください。Ikanosは、このプレスリリースの日付以降の出来事または状況を反映するために、将来予想に関する記述を更新または改訂する義務を負いません。

Ikanosお問い合わせ先:
Gary Good
Trainer Communications
+1-707-837-1718
Ikanos@trainercomm.com

IRお問い合わせ先:
MKR Group, Inc.
Todd KehrliまたはJim Byers
+1-323-468-2300
ikan@mkr-group.com

トピック: Press release summary
Source: Ikanos Communications


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