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2015年8月19日 9時20分 JST
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Source: Aconex Limited
積水化学がタイにAconexでプラスチック工場を建設
CPVCプラント建設で、プロジェクト規模のコラボレーションプラットフォームを活用

Rayong, Thailand, 2015年8月19日 - (JCN Newswire) - グローバル建設業界向けにトップクラスのクラウドコラボレーションプラットフォームを提供しているAconex Limited (ASX: ACX)は、タイに塩素化ポリ塩化ビニル(CPVC)プラントを建設する5000万米ドル規模のプロジェクトの情報とプロセスを管理するために、積水化学工業株式会社がAconexプラットフォームを展開したことを、本日発表しました。

CPVCは、住宅および工業設備に熱湯を供給するプラスチック管に使用されている耐熱樹脂です。2015年4月に竣成した新プラントは、年間30,000メートルトンのCPVC樹脂を生産しますので、積水化学と合弁パートナーのLubrizol Corporationは、アジア太平洋地域と中東市場で急増中のCPVC製品需要に対応することができます。

積水化学(東京本社)は、高性能プラスチック、都市インフラおよび環境製品、住宅を提供するグローバル企業です。積水化学の2014年度のグローバル売上高は、海外関連会社92社と合わせて1.1兆円でした。

ひとつのプラットフォームでプロジェクトコミュニケーションとコラボレーション

CPVC樹脂プラントの建設は、もっとも望ましい条件下でも困難です。積水化学のプロジェクトの計画には、何キロにもわたる配管や、何千個ものバルブ設置、さまざまに複雑な構造体などが含まれ、過酷な熱と圧力の中で運用するために、工業規格を厳守しなければなりません。

プロジェクトにはまた、積水化学が初めて日本国外で、現地請負業者を使って建設するCPVCプラントであることで生じる問題もあります。さらに、主要請負業者10社と多くの下請け業者で構成されるプロジェクトチームが、シームレスに協業しなければならないことで、さらに問題が複雑になります。予算内でプラントをスケジュールどおりに完成するには、プロジェクト全体のコミュニケーションと緊密なコラボレーションが欠かせません。

積水化学には、化学処理施設を建設してきた幅広い経験がありますので、開発の進捗を保つプロジェクトマネジメントソリューションが無ければ、どんな困難が生じるかを知っています。

積水化学は以前、現地のAconexチームと会合を持ち、採用に向けてプラットフォームの検討を進めました。さまざまな評価を行った後、同社はプロジェクトのサポートに、Aconexを選びました。

包括的データアクセスと文書管理

プロジェクト全体にわたる包括的コミュニケーションを図るため、Aconexでは、積水化学のチームメンバーが東京、バンコク、バンコクから車で3時間の場所にある作業現場など、どこにいてもプロジェクトの情報や連絡内容にすぐにアクセスできるようにしました。プラットフォームではメタデータを使用していますので、データ検索は従来の階層式ファイルシステムよりも迅速で簡単です。

現在および以前のバージョンの文書を含むすべてのプロジェクト情報は、クラウド内に永久かつセキュアに保管されました。チームは文書への変更をすべて追跡し、いつ誰が変更し、誰が承認したかをすぐに調べることができます。この機能だけで何時間も、時には何日も短縮でき、詳細について係争中の際にはコストも節約できました。積水化学によれば、「言い分の食い違い」による論争はありませんでした。証拠が目の前の画面にあり、「真実はいつもひとつ」だったからです。

Aconexはまた、プロジェクトチームが何千もの設計図や、資料依頼書(RFI)、変更依頼など、時には多くの関係者からの承認を必要とする文書の状況を追跡するのに役立ちました。過去には、チームメンバーが文書レビューをモニターする際に、メール、ログ、スプレッドシートに頼らなければなりませんでした。Aconexプラットフォームではこのプロジェクトのスケジュールを守るため、ひとつの文書がレビュープロセスのどこまで進み、誰のところで止まっているかを示すレポートを作成しました。

短期間の展開と構成

積水化学がCPVCプラントプロジェクトにAconexを採用した主な理由は、展開しやすさと使いやすさです。Aconexは東京の3か所でユーザーに実地トレーニングを行いました。タイでは追加トレーニングやサポートは不要でした。プラットフォームのプロジェクト設定と構成には、わずか4週間しかかかりませんでした。

「石油・ガス市場では機会が石油化学開発まで下流に広がっているため、建設コラボレーションのレジリエンスが高いことを、ラヨーンCPVCプロジェクトは示しています。」と、Aconexアジア本部長のAndy Lakeは述べました。「積水化学はラヨーンCPVCプロジェクトのフェーズ2に力を入れており、プラントの年間生産量は60,000メートルトンまで倍増する見込みです。弊社ではプロジェクトが成功裏に完了するよう、今後もサポートを継続していきます。」

Aconexについて

Aconex Limitedは、グローバル建設業界向けに、トップクラスのクラウドコラボレーションプラットフォームを提供しています。このプラットフォームにより、建設、インフラ、エネルギー、資源などのセクターのプロジェクトのオーナーや請負業者は、プロジェクト全体の可視性を向上し、さまざまに異なる組織のプロジェクト間の協業を管理できます。Aconexは業界でもっとも広く採用され、信頼されているプラットフォームで、ユーザー企業・団体の数は60,000以上、70か国以上で提供したプロジェクトの価値は約1兆米ドルに上ります。2000年に設立されたAconexの本社はオーストラリアのメルボルンと米国カリフォルニア州サンフランシスコにあり、全世界で22か国41か所の事務所があります。同社の普通株は、オーストラリア証券取引所(ASX)にティッカーコードACXで上場しています。

参照資料

Aconexについて詳しくは、以下をご覧ください。
- ウェブサイト: http://www.aconex.com
- Twitter: http://www.twitter.com/aconex
- LinkedIn: http://www.linkedin.com/company/aconex
- Facebook: https://www.facebook.com/Aconex

Aconexお問い合わせ先:
Tod Bottari
+1-650-538-3309
tbottari@aconex.com

Citadel-MAGNUS
Matthew Gregorowski
+61 2 9290 3033
mgregorowski@citadelmagnus.com

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