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実績豊富なイギリスのCavendish Nuclear社およびフランスのAREVA NC社と各々協力協定を締結 |
東京, 2015年11月11日 - (JCN Newswire) - 日立GEニュークリア・エナジー株式会社(取締役社長:武原秀俊/以下、日立GE)は、日本国内における沸騰水型原子力発電所(BWR:Boiling Water Reactor)の廃止措置事業について、イギリスのCavendish Nuclear社(Managing Director:Simon Bowen)およびフランスのAREVA NC社(CEO:Phillipe Knoche)の各社それぞれと協力協定の覚書を締結しました。日立GEは、海外での実績に裏付けられた両社の知見を生かし、国内の沸騰水型原子力発電所の廃止措置に取り組んでいきます。
現在、日本では、一部の電力会社が原子力発電所の廃止措置を表明するなど、廃止措置に関する本格的な検討、準備が始まっています。日立GEは、長年にわたる沸騰水型原子力発電設備の開発から設計、建設、保守業務で蓄積してきた技術や経験を生かし、電力会社による廃止措置計画の策定や実作業を支援していく予定です。
日立GEは、イギリスとフランスの廃止措置分野で豊富な実績を有する2社と各々協力協定を締結することで、国際協力関係を構築し、国内原子力発電所の廃止措置に本格的に取り組んでいきます。今回、協力協定に関する覚書を締結したイギリスのCavendish Nuclear社は、イギリス国内でガス冷却型原子力発電所の廃止措置を手掛け、廃止措置の計画や廃棄物管理、発電設備の解体に豊富な経験を有しています。また、フランスのAREVA NC社は、沸騰水型原子炉を含む軽水型原子力発電所の廃止措置分野において、欧州や米国で廃止措置の計画、発電設備の解体に豊富な経験を有しています。
今後日立GEは、原子力発電設備を納入した実績のある電力会社と連携し、Cavendish Nuclear社とAREVA NC社の技術や経験・知見を生かしながら、廃止措置の検討段階から電力会社を支援し、廃止措置に貢献していきます。
日立GEニュークリア・エナジー株式会社について
日立GEは、2007年7月に株式会社日立製作所とGEの合弁会社として設立された、原子炉関連設備の開発、計画、設計、製造、検査、据付、試運転、保全サービス、およびこれを統括するプロジェクトマネジメントを一貫して実施する体制を持つ世界トップクラスの総合プラントメーカーです。これまで建設中も含めて国内で23基の実績があります。この中で、とりわけ、最新の改良型沸騰水型原子炉(Advanced BWR/以下、ABWR)については全てのABWRプラントに参画(国内運転開始済4基、国内建設中3基)しています。海外では、台湾の龍門原子力発電所向けに、主要な原子炉設備を納入しています。
商号: 日立GEニュークリア・エナジー株式会社 設立年: 2007年 本社所在地: 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 代表者: 取締役社長: 武原秀俊 資本金: 50億円 従業員数: 約1,700名(2015年10月現在) 事業内容: 発電用軽水型原子炉施設、高速増殖炉施設、原子燃料サイクル関連施設およびその他関連製品の設計、製造、販売、据付および保全に関する業務
Cavendish Nuclear社について
Cavendish Nuclear社は、Babcock International Groupの完全子会社であり、イギリス最大の原子力事業会社です。これまで50年以上の実績と知見を生かして原子力プラントの設計・製造・建設から廃棄物管理システムの設計・建設、廃止措置に至るまで事業を展開しています。現在は特に、イギリスにおける新規原子力発電設備の供給および廃止措置に注力しています。
商号: Cavendish Nuclear Limited 設立年: 2010年 本社所在地: イギリス ロンドン 代表者: Managing Director: Simon Bowen 従業員数: 約6,000名(2015年10月現在) (関連会社のDounreay Site Restoration LtdおよびMagnox Ltdを含んだ数値) 事業内容: 原子力発電設備のライフサイクル全般に亘るサービス事業を展開 原子力発電所の管理・運営、新規原子力発電所の建設、原子力発電所の廃止措置の計画・エンジニアリングおよび廃止措置の推進、廃棄物および核物質の取り扱い・処理および保管、核燃料の取り扱い、特殊システムおよび特殊機器の設計・供給および高度化サービス
AREVA NC社について
AREVAは世界の原子炉の運転を支援する非常に付加価値の高い製品やサービスを提供しており、AREVA NC社は、原子燃料、再処理、バックエンド部門を担っているAREVAの完全子会社です。AREVAグループは、ウランの採掘をはじめ原子炉の設計、原子炉操業のために必要な関連サービスから使用済み燃料のリサイクルに至るまで、原子力全般に亘る業務を担っています。その専門的知識、先端技術、そして安全において一切の妥協を許さない厳しい姿勢は、世界中の電力会社のお客様に高く評価されています。41,000人の従業員は、より安全、且つクリーンで経済的なエネルギーを常にできるだけ多くの人々に提供するため、明日を担うエネルギーモデルを構築するお手伝いをしています。
商号: AREVA NC S.A. 設立年: 2001年 本社所在地: フランス パリ 代表者: CEO: Phillipe Knoche 従業員数: 約41,000名(2015年10月現在) (AREVA NP社やAREVA NC社など含むAREVAグループ全体の数値) 事業内容: ウラン鉱山開発、ウラン精鉱販売、ウラン濃縮販売、天然ウラン転換販売、回収ウラン転換販売、燃料成型加工(MOX 燃料)、再処理、原子燃料物資の輸送および関連サービス、原子燃料サイクル(発電を除く)に関するその他付随業務
本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。 http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2015/11/1111a.html
概要:日立製作所
詳細は www.hitachi.co.jp をご参照ください。
トピック: Press release summary
Source: Hitachi, Ltd.
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