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2017年6月13日 11時20分 JST
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Source: NEC Corporation
NEC、文字やマークの高速・高精度認識を実現したOCRスキャナ「N6370E」を発売

東京, 2017年6月13日 - (JCN Newswire) - NECは、手書きや印刷による文字やマークを認識してデータ化するOCR(Optical Character Reader)スキャナで、従来装置の価格を維持しつつ、高速かつ高精度なデータ化を実現できる新製品「N6370E」を、本日より発売します。

新製品「N6370E」は、毎分210枚(注1)の高速読み取り性能に加え、帳票の切り取りや印刷誤差による読み取り位置のずれや、記入枠内に様々な大きさや間隔で書かれた手書き文字など(注2)に対して、専用LSIで入力画像を認識に最適な補正を行い、読み取り精度の向上を実現しました。また、本製品の制御用PCに接続された別サーバや複数台の処理端末と連携し、大量帳票の読み取りを効率的に並行処理するなど、従来製品(N6370A)より機能を向上させています。
本製品は、連携するアプリケーションで活用するデータの入力時間を短縮することができ、バックオフィスの人的負荷の軽減や作業の自動化による業務改善など、働き方改革の実現に貢献します。

NECは社会ソリューション事業に注力しており、様々な業務環境に適したPCやプリンタ、OCRスキャナなどのスマートデバイスを提供することで、企業や団体の高度な情報基盤の構築に貢献していきます。

背景

現在OCRスキャナは、主に官公庁や公共施設、銀行など、帳票を大量に扱う窓口や事務所などで利用されています。手書きや印刷の文字・マーク・バーコードなどを記入または印刷し、提出された様々なサイズや種類の帳票を正確にかつ高速に読み取り、電子データ化し、各種サービスに活用・提供しています。
NECは、約40年にわたるOCRスキャナの開発で培った豊富な経験により、認識や用紙送りの技術を進化させ、今回は価格を据え置いたままで性能および機能を向上させたコストパフォーマンスの高い、卓上設置が可能なOCRスキャナ3モデルを製品化しました。モデル別の用途は下記の通りになります。

- 基本モデル:新規にOCRスキャナを導入するエントリー用途に最適
- 高速片面モデル:大量の帳票や従来装置の置き替えなどで、さらに運用効率を高めるため、高速処理したい用途に最適
- 高速両面モデル:データ化する項目が帳票両面に多数あり1回の用紙送りで両面を読み取り処理したい用途に最適

品名、型番、価格、出荷開始予定日、販売目標

品名、名称: OCRスキャナ N6370E
- 基本モデル
- 高速片面モデル
- 高速両面モデル
読取面:
- 片面(基本モデル/高速片面モデル)
- 両面(高速両面モデル)
型番:
- N6376-500A(基本モデル)
- N6376-501A(高速片面モデル)
- N6376-502A(高速両面モデル)
希望小売価格(税別):
- 160万円(基本モデル)
- 240万円(高速片面モデル)
- 280万円(高速両面モデル)

- 出荷開始予定日:2017年8月
- 販売目標:5年間で7,000台

新製品の特長

1.読み取り速度や読み取り精度を向上
帳票に記載されている情報を大量に読み取り、電子データ化する処理速度を、毎分210枚(従来製品:毎分180枚)に向上しました。あらかじめ設定したOCR認識用のフォーマットパラメータ定義に従い、A3からA8サイズまでの帳票に記載されている手書きや印刷の文字、マーク、バーコードの情報を読み取り、電子データ化することができます。また、帳票の切り取りや印刷誤差による読み取り位置のずれをはじめ、記入枠内に様々な大きさや間隔で書かれた手書き文字など、専用LSIによる適切な補正を行うことによって、読み取り精度を向上しています。

2.並行認識処理により大量帳票の読み取り処理効率を向上
大量の帳票を読み取る場合など、認識処理に時間がかかると判断した帳票の読み取り項目に応じ、本製品とLAN接続されたサーバ(注3)とで並行で認識処理することで、処理効率の向上を実現しました。読み取りできなかった文字などの修正作業も、サーバにLAN接続されたPCで処理が可能です。また、帳票内にある手書きや印刷の文字、マーク、バーコードおよび任意に指定した部分的な画像を、1回の読み取りで同時に電子データ化することができます。(注4)

3.多彩な画像データ出力と仕分けなどの使いやすい機能
文字認識と同時に読み取った画像を電子データ化する際、特定部分のマスキングや、白紙帳票の読み飛ばしができるようになりました。また、読み取り結果に応じ、帳票排出先を2箇所のスタッカに振り分けることができます。さらに、読み取り後の帳票裏側に最大50桁までの管理番号を印字(注5)することもできますので仕分けや帳票の管理が容易です。
なお、本製品は電源をOFFすることで、本製品上に電子データ(文字認識データや画像データ)は残らないため、機密データの取り扱いにも適しています。(注6)

NECグループは、安全・安心・効率・公平という社会価値を創造する「社会ソリューション事業」をグローバルに推進しています。当社は、先進ICTや知見を融合し、人々がより明るく豊かに生きる、効率的で洗練された社会を実現していきます。

本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。
http://jpn.nec.com/press/201706/20170613_01.html

(注1)高速片面モデル、または高速両面モデルで、A4横置き片面帳票の手書き英数字文字300字をOCR読み取りする場合
(注2)文字の書き方によっては認識できない場合があります。姓名などの単語があらかじめ登録された「ユーザ知識辞書」の利用が必要です。
(注3)「サーバ認識ソフトウェア(オプション)」のインストールが必要です。
(注4)文字認識データ(テキスト、CSV形式など)と画像データ(BMP、TIFF、JPEG、PNG、PDF形式など)は別データとして出力。
(注5)「裏面ナンバリング機構(オプション)」が必要です。
(注6)本製品と接続した制御用PCや、制御用PCとLAN接続したサーバやストレージなどに出力した電子データは残ります。

概要:日本電気株式会社(NEC)

詳細は www.nec.co.jp をご覧ください。

OCRスキャナについて
URL: http://jpn.nec.com/ocr/

本件に関するお客様からのお問い合わせ先
NEC パートナーズプラットフォーム事業部
TEL: 03-3798 -6385
E-Mail: ocr@ind.jp.nec.com

トピック: Press release summary
Source: NEC Corporation

セクター: Media & Marketing, Cloud & Enterprise
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