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AI時代の到来を踏まえ"学び"と"実践"の場を提供 |
東京, 2019年3月8日 - (JCN Newswire) - NEC は、AI時代(Society5.0)の到来を踏まえ、社会課題を解決できるAI人材を輩出するために"学び"と"実践"の場を提供する「NEC アカデミー for AI」を2019年4月に開講します。本アカデミーは、AIを社会実装・活用する役割を担う社会人や大学生を対象とし、3年間で入学コース100人、オープンコース1,000人への提供を目指します。
本アカデミーでは、実践経験を通してAI人材としての独り立ちを目指す「入学コース」と、AI人材に必要な知識を選んで習得できる「オープンコース」の2コースを提供します。
入学コース(1年・昼間通学制)では、第一線で活躍するメンター指導のもと、実際のAIプロジェクトを題材として、AIをビジネスに活用するための実践経験を積むことができます。また、入学者には、AIについて自己学習するための分析環境(砂場)の提供を行い、学習動画を用いた知識習得や、分析コンテスト(NEC Analytics Challenge Cup)への参加を通した人材交流を行います。
オープンコースでは、AI人材に必要なスキルを習得するための研修プログラムを提供します。AI人材として必要なベーススキルを20日間の短期集中で身につけるためのブートキャンププログラムや、AI人材に必要な専門スキル(ビジネス力、データサイエンス力、データエンジニアリング力)を習得するための50の研修プログラムを提供します。
また今回、河本 薫 滋賀大学 データサイエンス学部教授を本アカデミーのアドバイザーとして招聘しました。
近年、AIの社会実装・活用が急速に進み経済がデジタル化する中、世界的にAI人材の不足が大きな社会課題となっています。日本でも、2018年12月に内閣府が「人間中心のAI社会原則検討会議」において、人間中心のAI社会原則(7原則)(注)の一つとして「教育・リテラシーの原則」を掲げており、産学官共同でAI人材育成に取り組むことが求められています。
NECは日本の労働生産性を向上させ、国際競争力を高めるためのキードライバーを「AI×人財」と定義し、これまでNECグループで培ってきた育成メソドロジーを大学・大学院や産業界に還元することで、AIを有効かつ安全に利用できる人間中心のAI社会を実現します。
NECでは「2020中期経営計画」においてAI・IoTなどのデジタル技術を活用したサービス型ビジネスを推進するため、2020年までにDX専門部隊を2,000人にすることを掲げています。本アカデミーの開講はこのような取り組みの一環であり、今回のようなAI人材育成を通じて、お客様との共創を通じた企業・社会のデジタルトランスフォーメーションに貢献していきます。
なお、今回の発表にあたり、滋賀大学 データサイエンス学部教授 河本薫氏、東京大学エクステンション株式会社 代表取締役 堀本勝敬氏、立教大学大学院 ビジネスデザイン研究科客員教授 笠原英一氏より、以下のエンドースメントを頂戴しております。
「NEC アカデミー for AI」とは、NECのエキスパートが自らの後継者を育てるために作ってきた教育プログラムです。データと分析手法を使えるだけでなく、それらを使ってビジネス成果を挙げる若手を育てるためには何をどう教えれば良いか、試行錯誤を繰り返しながら醸成して本プログラムを完成させました。「方法論だけのプロ」ではなく「方法論でビジネス成果を上げられるプロ」だからこそできる教育メニューです。その特長は、方法論から実践力まで一気通貫で培える機会を提供していること、および、個々の受講生の力量と目標に合わせて学習プログラムを取捨選択できることにあると思います。定型的なセミナーですと不特定多数の受講生に対して1人の教員が教えますので、分析手法など講義形式で教えやすい内容だけを取り上げ、それを受講生全員に画一的に教える形式にならざるを得ません。それに対し、「NEC アカデミー for AI」は、個々の受講生に対して1人ずつNECの経験豊富なエキスパートがメンターとしてサポートすることで、個人に合わせた教育メニューの設計、および、OJTによる指導を可能にしました。特に、OJTにおいては、受講生は自らが抱えている課題を持ち込んでメンターからマンツーマンで指導を受けられますので、課題設計力や現場導入力といった実践的な能力を培うことができます。「NEC アカデミー for AI」に多くの企業から参加いただき、「NEC アカデミー for AI」からAI時代に活躍できる人材をたくさん輩出することを祈念しております。 滋賀大学 データサイエンス学部教授 河本薫
「NECアカデミー for AI」の設立、誠におめでとうございます。「NECアカデミー for AI」は体系的に学べ、かつ実践経験を積むメニューが豊富にあり、社会課題を解決でき、新しい価値を生む人材の輩出に大きく貢献されることと期待しています。弊社データサイエンススクールでは、UTokyo MDSコンソーシアムで検討、開発が進められてきた講座を参考に社会人向けカリキュラムを今年4月より実施致します。弊社の講座は東京大学ならではの学術成果が詰まったものです。貴アカデミーと共に産業界の進展に寄与できましたら幸いです。 東京大学エクステンション株式会社 代表取締役 堀本勝敬
各企業の取り組みを2つの観点から分類することができます。一つの観点が、AIをはじめとするIoT、ビッグデータなどのデジタル技術がどの程度活用されているかという技術活用レベルです。もう一つの観点が、戦略の基盤的要素がどの程度、経営の現場に浸透しているかということです。戦略の要素が経営の現場に十分浸透しており、かつ、デジタル技術を活用して経営を革新している企業群の業績が、他の企業の業績と比べて優れていることは言うまでもありません。「NECアカデミー for AI」では、AIを単なるデジタル技術活用の手法論としてではなく、新しい思考の仕方、さらには、戦略論そのものとして考えます。NECアカデミーでの学びを通して、多くの伝統的な企業や事業が一層の進化と発展を遂げられることと確信しています。 立教大学大学院 ビジネスデザイン研究科客員教授 笠原英一
本リリースの詳細は下記をご参照ください。 https://jpn.nec.com/press/201903/20190308_02.html
概要:日本電気株式会社(NEC)
詳細は www.nec.co.jp をご覧ください。
トピック: Press release summary
Source: NEC Corporation
セクター: Cloud & Enterprise
https://www.acnnewswire.com
From the Asia Corporate News Network
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