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東京, 2025年12月18日 - (JCN Newswire) - 三菱重工業は、下野・小山エリアで無人自動運転移動サービスの普及・拡大を図る取り組み(注1)の一環として実施する、栃木県下野市のバス路線における自動運転バスの路車協調システム(注2)の実証実験に参画します。対象のバス路線は「自治医大線」で、期間は12月15日から約2.5カ月間の予定。実施主体は国土交通省 関東地方整備局(以下、国交省)で、日本工営株式会社(本社:東京都千代田区、以下、日本工営)が全体を取りまとめ、当社は日本工営から受注して、路車協調システムの設置/撤去とデータ収集を担当します。この路車協調システムの実証実験は、国交省の支援を受けて栃木県・下野市・交通事業者(関東自動車株式会社)が連携し実施する自動運転バス実証実験と協力して行われます。
今回の実証実験では、自動運転バスの発車時に路車協調システムが周辺情報を検出・送信することによって、自動運転バスの安全かつスムーズな運行を支援できるかを検証します。
当社の路車協調システムは、カメラ画像とAI分析を組み合わせることで、道路上の車両や歩行者を検出・追跡し、位置、移動方向・速度情報などに変換し、対象物のデータとして自動運転車両へ送信します。また、AI画像分析によりトラック・乗用車・二輪車といった車両の種別も判別可能です。センサーに比較的安価な単眼の光学カメラを用いることで、導入しやすい費用の設定を目指しています。
当社ではこれまで、自動運転バスの死角となる交差点の脇道から接近する車両の検出や、自動運転バスが右折する際の対向直進車を検出して安全性向上を図る試験などを通じて、路車協調システムの実績を積んできました。
三菱重工業は、今後も自動運転バスの路車協調システムをはじめ、運行支援システムの開発を推進し、自動運転バスの社会実装に向けたソリューション活動を積極的に展開することで、人材不足が課題となるバス路線の維持、交通手段の確保に貢献していきます。
三菱重工グループについて
三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。詳しくは: 三菱重工グループのウェブサイト: www.mhi.com/jp
URL https://www.mhi.com/jp/news/25121801.html
トピック: Press release summary
Source: Mitsubishi Heavy Industries, Ltd.
セクター: Energy, Alternatives, Alternative Energy, Engineering, Aerospace & Defence, Construct, Engineering, EVs, Transportation, Smart Cities
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