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Friday, 1 February 2013, 11:00 HKT/SGT
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Source: ST-Ericsson
ST-Ericsson、2012年第4四半期業績を発表

ジュネーブ, 2013年2月1日 - (ACN Newswire) - STマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM)とエリクソン(NASDAQ:ERIC)の合弁事業であるST-Ericssonは、2012年12月31日締めの第4四半期決算を発表しました。

-- 純売上高3.58億ドル、見通し通り
-- 調整済み営業損失1)1.33億ドル、2012年第1四半期比55%の改善
-- NovaThor(TM)の出荷、引き続き45%の増加 

第4四半期の売上高は、当初見通しの通り前期とほぼ同程度となりました。これはNovaThorプラットフォームの出荷増ならびにIPライセンスから4300万ドル収入を反映したものです。NovaThor ModApの出荷台数は10.7万台と前四半期比45%増加しました。

調整済み営業損失は4月に発表した戦略計画がさらなる成果を挙げたことから1.33億ドルまで減少しました。第1四半期と比較すると1.64億ドル、55%の削減となりました。

社長兼最高経営責任者(CEO)のDidier Lamoucheは次のように述べています。 「今期もまた、想定通り収入が堅調に推移し、NovaThorプラットフォームの出荷数が増加しました。これは一つにはサムスンの新製品『GALAXY S III mini』が発表されたことによるものです。私たちは引き続き着実に、そして積極的に戦略を推し進め、損失を縮小させ、費用を管理することにより業績を改善するべく、コミットメントを果たしました。しかしながら、私たちは損失金額及び現金使用がいまだ高水準にあることを認識しています」

ST-Ericssonとしては初のLTE ModAp製品のサンプルは12月に出荷され、STマイクロエレクトロニクスの最先端28nmのFD-SOI技術に基づくST-Ericsson初の「NovaThor L8580 ModApプラットフォーム」は1月7日に世界家電見本市CESにて展示されました。

Didier Lamoucheは続いて次のように述べています。「私たちは引き続き、コミットしたロードマップを徹底的に実行することに努めてまいります。私たちは、当社の最先端LTEモデムにおいて、キーマイルストーンの成熟期に到達しました。同製品は現在お客様とテスト段階にあり、2013年にはNovaThor L8540 ModApプラットフォームに搭載され、商品化される見通しです。1年も経たない前にお約束したとおり、私たちは最新のチップセット『NovaThor L8580 ModAp』を発表しました。L8580はFD-SOI技術を初めて製品化した、世界最速かつ消費電力が最も低い、LTE対応モデムとアプリケーション・プロセサの統合チップセットで、FD-SOI技術の持つ破壊的な性質を裏付ける製品です」

2012年第4四半期財務ハイライト(未監査)
100万米国ドル 2012年度 2012年度 2011年度
  第4四半期 第3四半期 第4四半期

損益計算書*

純売上高 358 359 409

営業利益(損失)、 以下で調整 1): (133) (148) (207)

- 統合関連の無形資産減価償却 (19) (19) (25)

- 再構築関連費用 (17) (7) (9)

営業利益(損失)実額 (169) (174) (241)

非GAAPベース純利益(損失) 71** (190) (231)
--------------------------------------------------------------------------
* 6頁の脚注4を参照
** 株主債務免除からの利得15.31億ドル、営業権及び無形固定資産の減損費用10.6ドルを含む

100万米国ドル 2012年度 2012年度 2011年度
第4四半期 第3四半期 第4四半期
財務状況に関する追加データ
金融資産と金融負債の収支

現金及び現金同等物 & 短期預金 37   39   9

親会社における短期融資枠    0  (1390)   (807)
 
金融資産と金融負債の収支 2)     37  (1351)   (798)

営業からのキャッシュフロー 3)     (152)   (146)    (204)
---------------------------------------------------------------------------

財務状況に関する追加情報

第4四半期にエリクソンとSTは、貸付金のうち15.46億ドル分を債権放棄しました。

2012年第4四半期、非GAAPベースの純利益は、債務免除、無形資産の減損と繰延税金資産の償却益を含めた結果、7100万ドルとなりました。

第4四半期末の純財務状態2)は、親会社の融資枠の取消しを反映して、プラスの3700万ドルでした。

在庫は3300万ドル減少し、第4四半期末に1.47億ドルに達しました。純営業キャッシュフローはわずかに減少し、マイナス1.52億ドルになりました。

2012年度第4四半期の締めは継続企業の前提に基づいて行われています。ST-Ericssonの株主は2012年12月に同社の将来の意図に関するプレスリリースを発表しました。こうした発表による不確実性のため、当社の業績に悪影響を受ける可能性を除外できません。

今後の見通し

2013年第1四半期についてST-Ericssonは、第1四半期の季節要因に加えて、ライセンス収入がないこととレガシー製品の販売が更に減ることなどから、売上高が前四半期比大幅な減少を見込んでいます。

ハイライト -2012年第4四半期に発表した製品、技術および契約

製品
- ST-Ericssonで初めてFD-SOIプロセスで製造された製品は12月に出荷され、NovaThor L8580 ModApプラットフォームは2013年1月7日に発表されました。NovaThor L8580 ModApは、「eQuad」を採用した最大2.5GHz作動のマルチモード対応のLTE通信対応スマートフォン向けクアッドコアプロセッサで、フル コネクティビリティー スイートを含みます。

顧客
- サムスンの「GALAXY S III mini」にはST-Ericssonの「NovaThor ModAp」が組み込まれています。サムスンのスマートフォンにNovaThorプラットフォームが採用されるのは今回で4回目です。

パートナー/テクノロジー
- ST-Ericssonは新製品「NovaThor L8580 ModAp」にeQuad技術を採用しました。eQuadは各プロセッサが2つのモードで作動するCPUアーキテクチャで、高速CPUとして駆動するだけでなく、電圧を 0.6V にすることで低電力で駆動することも可能です。仕組みとしては、クアッドコア(4コア)の内2つのコアを異なるモード(最大 2.5GHz、最低 1Ghz(電圧0.65V時))で動かすことが可能になっています。
- 今期、ST-Ericssonでは、VoLTE (Voice over LTE)技術に関するテスト、検証を主要事業者と実施しました。当社ソリューションのような将来のモデム世代におけるVoLTEのバッテリー駆動時間及び優位性に関するホワイトペーパーを出版しました。
- ST-EricssonはIMS Fusionにホワイトペーパーを出版しました。IMS Fusionを通じて、任意数のダウンロード及びプリインストールされたIMSアプリについて携帯端末へのサポートが可能になりました。これはまた、複数のIMSの登録に関する問題についても新しいモデムAPIを必要せずに解決します。
- ST-EricssonはNovaThorプラットフォームにおいて「Jolla's Sailfish OS」サポートの準備ができていることを発表しました。

会計結果付録(未監査)

2012年度四半期別
2012 2011
100万米国ドル   実額 実額

損益計算書*

純売上高    1351 1650

営業利益(損失)、以下で調整1):             (814) (732)

- 統合関連の無形資産減価償却                  (75) (101)

- 再構築関連費用        (89) (34)

営業利益(損失)実額                (978) (867)

非GAAPベース純利益(損失)        (749)** (841)


--------------------------------------------------------------------------
2012年四半期別財務結果
100万米国ドル   2012年度 2012年度 2012年度 2012年度
第4四半期 第3四半期 第2四半期 第1四半期
損益計算書*

純売上高 358   359   344   290

営業利益(損失)、以下で調整1):       (133)  (148)   (235) (297)

- 統合関連の無形資産減価償却   (19) (19)    (19) (19)

- 再構築関連費用       (17) (7)   (56) (10)

営業利益(損失)実額             (169) (174)    (309) (326)

非GAAPベース純利益(損失)    71** (190)    (318) (312)
---------------------------------------------------------------------------
* 6頁の脚注4を参照
** 株主債務免除からの利得15.31億ドル、営業権及び無形固定資産の減損費用10.6ドルを含む

連結財務諸表*
100万米国ドル 2012年12月31日 2011年12月31日


資産

流動資産:

現金及び現金同等物        37 9

受取手形及び売掛金         35 97

たな卸資産      147 223

繰延税金資産       1 8

その他              90 102
---------------------
流動資産合計       309 439



のれん 0 745

その他の無形資産(純額)      12 437

建物及び構築物(純額)           286 364

長期繰延税金資産          8 188

投資その他の固定資産合計                44 70
---------------------
349 1,804

資産合計     659 2,243
---------------------



負債・純資産

負債:

短期借入金及び償還期長期債務    0 807

買掛金            155 175

未支払金及び未払負債      253 292

繰延税金負債         0 0

未払法人税                         6 8
---------------------
流動負債合計            414 1,282


年金 および 退職保証引当金      85 87

 長期繰延税金負債            0 3

その他の固定負債                     29 25
---------------------
     114 115

負債合計             528 1,397


純資産合計          131 846
---------------------
負債及び純資産合計             659 2,243
---------------------

------------------------------------------------
* 6頁の脚注4をご参照ください

注記

1)(調整済)営業損失とは、統合関連の無形資産減価償却と再構築関連費用を除外した営業損失を指します。経営陣は、継続事業に関する理解を深める一方、これらの項目が営業損失の実額に与える影響について説明する目的で、(調整済)営業損失を使用しています。

2) 純財務状態とは、キャッシュ、キャッシュ同等物、短期性預金から成る金融資産から、当座借越、親会社からの短期の信用供与を含む金融負債を減じたものです。

3) 純営業キャッシュフローは、営業活動からのネットキャッシュから、資本支出と再構築費用を差し引いたものとして定義します。

4) 2012年度第4四半期の締めは継続企業の前提に基づいて行われています。ST-Ericssonの株主は2012年12月に同社の将来の意図に関するプレスリリースを発表しました。STマイクロエレクトロニクスより12月10日、エリクソンより12月20日に発表されました。

こうした発表による不確実性を受けて、当社ではのれん及び無形資産額を大幅に修正しました。こうした発表による不確実性のため、当社の業績に悪影響を受ける可能性を除外できません。

編注

ST-Ericssonでは、コンファレンスコールをアナリストおよび投資家向けに、2013年1月31日午後5時(中央ヨーロッパ時間)に開催します。コンファレンスに参加するための電話番号およびライブ ウェブキャスト、スライド資料は www.stericsson.com/investors/investors.jsp にて入手できます。

概要: ST-Ericsson

ST-Ericssonは、幅広いモバイルテクノロジを網羅した、革新的なモバイル・プラットフォームと最先端のワイヤレス半導体ソリューションの完全なポートフォリオを開発、提供している世界的リーダー企業です。ST-Ericsson は、STマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM)およびエリクソン(NASDAQ:ERIC)による対等出資(50:50)の合弁企業として2009年2月に設立され、本社はスイス・ジュネーブに置いています。ST-Ericsson の詳細は、Webサイト www.stericsson.com をご覧ください。 www.twitter.com/STEricssonForum

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報道関係者からのお問い合わせ
Global Communications & Media Relations
Claudia Levo, Geneva, Switzerland
Pamela McCracken, Santa Clara, U.S.A.
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Email: media.relations@stericsson.com

投資家およびアナリストからのお問い合わせ
Fabrizio Rossini, Geneva, Switzerland
Phone: +41 22 929 6973
Email: investor.relations@stericsson.com


Fourth Quarter 2012 financial results:
http://hugin.info/141758/R/1674376/545186.pdf


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Source: ST-Ericsson via Thomson Reuters ONE

トピック: Earnings
Source: ST-Ericsson

セクター: Daily Finance, Wireless, Apps
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