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動画視聴のモバイル化がさらに顕著に。動画広告の収益化ではPCが首位を維持、2位はスマートフォン。 モバイルがオンライン視聴全体の1/3に台頭 |
SANTA CLARA, CA, 2015年3月24日 - (JCN Newswire) - Telstraの子会社としてプレミアム動画の配信、分析、収益化で業界を牽引するOoyala(ウーヤラ、本社:米カリフォルニア州)は、「Global Video Index Report」の最新版(2014年第4四半期 / 2014年10月~12月)を発表しました。
「Global Video Index Report」は、Ooyalaプラットフォームで配信されている動画を視聴する世界中の約2億2,000万人の匿名化された視聴傾向を分析し、四半期ごとに結果を公開していますが、今回発表する最新版では昨年10月に買収した英Videoplaza社(ビデオプラザ、本社:ロンドン)のオンライン動画広告の分析結果も反映しました。
レポートではヨーロッパの大手放送局、パブリッシャーのあらゆる動画視聴端末での広告インプレッション数、フィルレート、視聴完了率を測定、分析しており、OTT(Over-The-Top)動画における収益化機会と視聴者の動向を浮き彫りにし、放送事業者やパブリッシャーのビジネスの成功を支援します。
◆ モバイル&タブレット視聴の増加は世界的潮流 スマートフォンとタブレットは、この四半期に記録的に成長し、全オンライン動画視聴の34%を占めました。 スマートフォンとタブレットで再生された動画は、本数ベースで2013年第4四半期からほぼ倍増、2012年から5倍増、Ooyalaが初めて「Global Video Index Report」を発刊した2011年からは16倍増の大躍進です。この動きは過去13四半期間、続いた傾向と一致し、スマートフォンとタブレットでの動画視聴は、毎回、前四半期の記録を塗り替え続ける成長を遂げてきました。
OoyalaのCEOであるJay Fulcher(ジェイ・ファルチャー)は次のように述べています。 「この傾向は、放送局やパブリッシャーに、コンテンツ、配信する広告の視聴体験をモバイル志向の強い視聴者に合わせてパーソナライズすべき絶好の機会が到来していることを示しています。スマートフォン画面の大型化による外出先での動画視聴体験の向上や、定額データ通信プランの普及などがモバイルによる動画視聴を促進しており、モバイル重視路線(モバイル・ファースト)をとる企業が、消費者へのリーチや収益を最大化し、市場で優位に立つことができるでしょう。」
◆ 放送局 vs. パブリッシャー: モバイルの広告インプレッション数 モバイルが動画視聴デバイスの主流となりつつあることから、広告のインプレッション数も同様の動きを示し始めています。このレポートに含まれる欧州市場のデータは、広告配信プラットフォームをOoyala傘下で運営するVideoplazaから取得した情報ですが、これを見ると全視聴デバイス中、放送局とパブリッシャーの広告視聴数では1位のデスクトップPCに続いてスマートフォンが2位につけています。
特に2014年12月には、欧州のパブリッシャーのオンライン広告全体で、スマートフォンが生んだインプレッション数のシェアは35%で、14%のタブレットの2倍を超え、51%のデスクトップPCを射程内にとらえたと言えます。 一方、放送局の広告は、スマートフォンとタブレットがそれぞれ全インプレッション数の12%となっており、シェアの大半に相当する76%はPCがはじき出しています。これは パブリッシャーのコンテンツは、スマートフォンとタブレットと相性の良い短編から長編動画まで幅広いのに対して、放送局は長編コンテンツが主体であることが要因と考えられます。
◆ 動画広告の可能性: デバイスごとの視聴動向 スマートフォンでの広告インプレッション数増加や、モバイルデバイスが10分を超える長編コンテンツの視聴端末として好まれるようになってきていることから、レポートはコンテンツプロバイダーにとってあらゆる端末で広告インプレッションを増加する好機であることを示唆しています。
2014年第4四半期、タブレット利用者は、10分を超える長編動画の視聴が他端末利用者より多く70%に及んでいます。スマートフォンでは短編54%、長編46%と、ほぼ半分ずつです。比較的画面が小さい端末でも長編動画を視聴する動きは、このレポートが発行されてきた3年前から一貫して伸びてきました。視聴者がモバイルデバイスに高いエンゲージメントを示すことから、コンテンツプロバイダーはあらゆる端末でのミッドロール広告の利用を検討するべきです。
◆ その他の注目点 ● スマートテレビでのオンライン動画視聴者は1回あたりの視聴時間が長い特徴があり、視聴時間の41%が60分を超える動画に費やされています。 ● すべての計測対象セグメントの中でフィルレートが最も高い端末はPCで、放送局のコンテンツで80%、パブリッシャーでは69%を達成しています。 ● クライアント別の視聴完了率では放送局が87%でトップ、続いてパブリッシャーの71%です。 ● 2014年12月の分析: -- スマートフォンとタブレットで再生された動画の割合は38%を超過しました。 これは過去のレポートの中でも最高の値となっています。 -- 12月のスマートフォン、タブレットでの動画視聴比率は前月比15%の伸びを示しています。これは2011年にデータ分析レポートを開始して以来、月間での最大の伸び率となっています。 -- 12月のモバイルでの動画視聴比率は前年比でも最大の伸びを示しました。38%という値は18%近くだった2013年から114%の急成長を示しています。
◆ Ooyalaの「Global Video Index」レポートについて Ooyalaの「Global Video Index」では、世界中の約2億2,000万人の匿名化された視聴者データからその視聴動向を分析しています。毎日約35億の視聴イベントの解析を処理し、インターネット接続端末全体でユーザーがどのようにオンラインビデオを利用しているかについて詳細な情報を提供しています。 Ooyalaの業界屈指の解析技術とリアルタイムのビッグデータアーキテクチャにより、メディア企業、放送局、サービスプロバイダ、各ブランドは、モバイルなどのマルチスクリーンを通じてオンラインビデオからより多くの収益を上げることができます。
※ 2014年第4四半期「Global Video Index」のダウンロードURL 日本語版 http://go.ooyala.com/wf-video-index-q4-2014-jp.html
英語版 http://go.ooyala.com/wf-video-index-q4-2014
■ Ooyalaについて http://www.ooyala.com/
Ooyalaは、世界最大手の通信情報サービス会社のひとつであるオーストラリアのTelstra(テルストラ)の子会社で、オンラインによる動画の公開、管理、分析、収益化に関するリーダー的存在であり、あらゆるデバイスに向けてパーソナル化された動画視聴サービスを提供しています。Ooyalaの統合された一連の技術とサービスは、視聴者の関心を高めるとともに、動画からの収益を向上させる優れた分析情報を通じ、コンテンツのオーナーにさらに多くの視聴者を獲得するパワーを与えています。Ooyalaの技術の利用企業は、日本テレビ、毎日放送、Univision、Foxtel、Comedy Central、NBC Universal、Telstra、ESPN、Telegraph Media Group、Telefonica、The North Face、Rolling Stone、Dell、Sephoraなどです。シリコンバレーに本社を置くOoyalaは、ニューヨークシティ、ロンドン、シドニー、東京、グアダラハラ(メキシコ)に事業所を展開しています。
■ 報道関係者・読者お問い合わせ先 Ooyala, Inc. (日本オフィス) E-mail: press@ooyala.com
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Source: Ooyala
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