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高性能プロセッサ搭載UNIXサーバ「SPARC M10-1」を導入し、気象観測データ精度を向上 |
東京, 2015年5月19日 - (JCN Newswire) - 当社はこのたび、気象庁(本庁:東京都千代田区)様の地域気象観測システム(通称:「アメダス」、注1)の処理システムを刷新しました。
本システムは、24時間365日、全国約1,300カ所のアメダス観測所や気象台、測候所などから、降水量、風向・風速、気温、日照などの気象観測データを収集し、その品質チェックや統計値の計算などを行うシステムです。処理された気象観測データは、気象情報伝送処理システム(通称:「アデス」、注2)を経由して気象官署に配信され、特別警報・警報・注意報、天気予報など国民の防災や生活に密着した気象情報の発表に活用されます。
今回の刷新では、「アメダス」の気象観測データの集信頻度と品質向上を実現するため、当社の高性能プロセッサ搭載のUNIXサーバ「SPARC M10-1」などの最新機器へ更新し、集信頻度が従来の10分ごとから1分ごとになりました。これにより、きめ細かい気象状況の変化を把握できるため、より精度の高い気象情報の提供が可能となります。また、気象観測データの自動解析プログラムに不自然な気象観測データの自動検知機能を追加することで、観測データの品質向上と業務効率化を実現しています。さらに、GUIを約200カ所改良し、誤操作を防いで少ない操作で業務を遂行可能となりました。
本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。 http://pr.fujitsu.com/jp/news/2015/05/19-1.html
注釈 注1 地域気象観測システム:Automated Meteorological Data Acquisition Systemを略し、「アメダス」という通称で呼ばれている。 注2 気象情報伝送処理システム:Automatic Data Editing and Switching Systemを略し、「アデス」という通称で呼ばれている。気象庁様と国内外の気象機関などとのデータ交換、および気象庁様が作成した防災気象情報を国内の行政機関や報道機関などへ配信を行うネットワークにおいて、中枢機能を担う重要なシステム。注3 審議値:今回の刷新に併せて気象庁様が開発・導入した品質管理手法において、最小2乗法による推定値と比較することで不自然な変化が検出された観測値のこと。
概要:富士通株式会社
詳細は http://jp.fujitsu.com/ をご覧ください。
トピック: Press release summary
Source: Fujitsu Ltd
セクター: Electronics, Cloud & Enterprise, IT Individual
https://www.acnnewswire.com
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