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2016年5月11日 9時40分 JST
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Source: Artesyn Embedded Technologies
アーティセン、MaxCore(TM)技術をラックスケールのアーキテクチャ(RSA)に拡張

東京, 2016年5月11日 - (JCN Newswire) - アーティセン・エンべデッド・テクノロジーズでは、通信事業者や大企業が進化を続けるソフトウェア定義インフラにアクセラレーションを追加できるようにするため、MaxCore(TM)技術をインテルの「ラックスケールアーキテクチャ(RSA)」に拡張します。ラックスケールソリューションは総所有コスト改善のメリットによって、Facebook、Google、Amazonなどの巨大コンピューティング企業や、通信およびクラウドサービスプロバイダなどに認められ、大企業での採用も増えています。

MaxCore(TM) Hyperscale Platform

MaxCore(TM) Hyperscale Platformは、超高密度と柔軟性を活かして、アーティセンのMaxCoreアーキテクチャのCapExおよびOpEx節減のメリットを、Cloud Radio Access NetworkまたはC-RANおよびMobile Edge Computing (MEC)アプリケーションなどの仮想化ネットワーク機能のクラウド展開で実現します。C-RANは、2G、3Gおよび4Gネットワークをサポートする無線アクセスネットワーク用(RAN)の集中化クラウドコンピューティングベースのアーキテクチャで、5Gなどの将来の無線通信規格をサポートするように作られています。

Xona PartnersパートナーのFrank Rayalと、Mobile Experts LLCのプリンシパルアナリストのJoe Maddenは最近の記事で次のように書いています。「無線ネットワークの進化の動向は、ネットワークアーキテクチャおよび技術、そしてその商業利用が分岐点にあることを示していますが、運用プロセスは依然として旧来のままです。通信事業者は、顧客や投資家からの需要に、もっと効率的かつ効果的に対応するため、新しい手段を探す必要に迫られています。クラウドRANには、将来の無線ネットワークや屋内市場での、柔軟性ニーズに対応する要素がありますので、新興ソリューションが、低コスト高密度のモバイルインフラで新境地を拓きます。

Dell Extreme Scale Infrastructureのディスティングイッシュドエンジニアでアーキテクチャ部長のStephen Roussetは、次のように述べました。「弊社のESI (Extreme Scale Infrastructure)グループにアプリケーション特化技術を導入するための、アーティセンとの協業は、Dellがハイパースケール企業から得た知見を、通信事業者やサービスプロバイダ特有のニーズと、どのように組み合わせるかを示しています。Dell DSS 9000はオープンで柔軟かつ効率的なラックレベルインフラで、MaxCore Hyperscaleプラットフォームと組み合わせると、モバイルエッジネットワークでC-RAN機能を提供し、成長中のサブハイパースケール市場でアピールし続けることができます。」

アーティセン・エンべデッドテクノロジーズプラットフォームマーケティングVPのTodd Wyniaは次のように述べました。「アーティセンは、ETSI Mobile Edge Computing Industry Specification Groupに積極的に参加しており、ネットワークエッジが大きな変革を迎えていると考えています。通信事業者は仮想化および加速化技術の調査および試行によって、次世代5G展開だけでなく、既存インフラの効率とコスト効果の向上というメリットも期待できます。アーティセンの比類ない密度と構成柔軟性の革新的なMaxCoreアーキテクチャの、Dell DSS 9000への新規実装は、無線アプリケーションに於いて魅力的でコスト効果の高い事例です。」

画像
MaxCore(TM) Hyperscale Platform
http://release.media-outreach.com/i/Download/4663

企業ロゴ
http://release.media-outreach.com/i/Download/1489

C-RANについて

C-RANでは、基地局(BTS)をまず、 セルサイトのリモートラジオヘッド(RRH)をベースバンド装置(BBU)から分離し、分解します。複数のRRHは、単一の共有BBUに接続されます。この分離によって、セルサイト設備のコスト(CAPEXとOPEXの両方)が節減されます。集約度によっては、BBUに規模の経済が生じることがあり、BBUが屋内に設置できる場合はそのコストも節減されます。次に、セルサイトの大規模クラスタをサポートする集中化BBUが仮想化されます。これらの仮想化ベースバンド装置は、従来のRANベンダ製の専用カスタム固定機能設備ではなく、ラックスケールの機器など、スタンダードなCOTSサーバープラットフォームに設置できます。

アーティセン・エンべデッドテクノロジーズについて

アーティセン・エンべデッドテクノロジーズは、通信、コンピューティング、医療、航空宇宙、工業などの各種業界向け高信頼性電源と組込みコンピューティングソリューシ ョンの設計と製造で世界をリードしている企業です。アーティセンは40年以上にわた って、コストパフォーマンスの高い先進なネットワークコンピューティングおよび電力変換ソリューションを提供し続け、お客様の開発期間短縮やリスク軽減をサポートし、信頼され続けてきました。アーティセンの本社は米国・アリゾナ州テンピにあり、10か所のCOE(中核研究拠点)、4か所のワールドクラスの製造工場、世界各国でのグローバルなセールス&サポート拠点などを有し、世界各国で20,000人以上の従業員が働いています。 www.artesyn.com

メディアお問い合わせ先:
Alice Hui
+852 2176 3548
Alice.Hui@artesyn.com

トピック: Press release summary
Source: Artesyn Embedded Technologies


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