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日本語での顧客窓口業務を支援する対話システムを短期間で構築可能に |
東京, 2016年5月16日 - (JCN Newswire) - 株式会社富士通研究所(注1)(以下、富士通研究所)は、主に窓口対応業務に向け、簡単な設定をするだけで、AI技術により、ユーザーの要望を正しく理解し、必要な情報を自然に聞き出しながら自律的に対話する技術を開発しました。
従来、コンピュータに対話させる場合はどのようなことを言われたらどのように対応するといった対話のためのシナリオを用意し、それにもとづいて業務システムを動かすことが一般的でした。今回、日本語固有の難しさである表現の多様性や曖昧性などの問題に対して、入力文の単語間の意味の関係を構造的に抽出する技術を新規に開発し、利用者の発話を高い精度で理解し、スムーズな対話を実現することが可能になりました。さらに、Linked Open Data(注2)(以下、LOD)などの外部データベースから取得した情報を適宜織り交ぜながら、対話履歴から自然な対話を行うための回答の選択方法を自動的に学習する知識型対話生成技術を用いることで、自律的に対話する技術を開発しました。
本技術により、情報サービスの提供者は、サービスに応じて想定される複雑な対話シナリオを事前に用意することなく、自然な対話的ユーザーインターフェースによって推奨する商品やサービスプランが提示可能なシステムを短期間で導入できるようになります。
なお本技術について、東京海上日動火災保険株式会社様に、一部の顧客対応業務において技術検証を行っていただき、自然な対話の中で正しい応対ができることを実証していただいております。
また本技術は、富士通株式会社のAI技術「Human Centric AI Zinrai(ジンライ)(以下、Zinrai)」を活用しています。
本技術は、5月19日(木曜日)、20日(金曜日)に東京国際フォーラム(東京都千代田区)で開催する「富士通フォーラム2016」に出展します。
本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。 http://pr.fujitsu.com/jp/news/2016/05/16-1.html
注釈 注1 株式会社富士通研究所:本社 神奈川県川崎市、代表取締役社長 佐々木 繁。 注2 Linked Open Data(LOD):Linked Data形式で公開されているデータセット群。
概要:富士通株式会社
詳細は http://jp.fujitsu.com/ をご覧ください。
トピック: Press release summary
Source: Fujitsu Ltd
セクター: Electronics, Cloud & Enterprise, IT Individual
https://www.acnnewswire.com
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