|
|
|
|
サイバーレンジや教育プログラムの開発を加速 |
東京, 2017年10月10日 - (JCN Newswire) - 北陸先端科学技術大学院大学(所在地:石川県能美市、学長:浅野 哲夫、以下 JAIST)と日本電気株式会社(本社:東京都港区、代表取締役執行役員社長兼CEO:新野 隆、以下 NEC)は、サイバーセキュリティに関する最先端の研究活動と人材育成を目的に2015年4月に開設した3年間の寄附講座「サイバーレンジ構成学」を、2021年3月まで延長します。
昨今、官公庁・企業において標的型攻撃などのサイバー攻撃による被害が拡大しており、状況を総合的に判断して適切に対処する能力を有するサイバーセキュリティ人材の育成・確保がますます重要になっています。
本講座は、サイバーセキュリティ人材を育成するためのサイバーレンジ(サイバー演習基盤)の構築技術を研究開発するとともに、これを用いた教育プログラム(演習環境、教材、カリキュラム)の設計・開発をおこないます。開発した教育プログラムは、他の大学や高等専門学校などの教育機関に提供することで、多数のサイバーセキュリティ人材の育成に貢献します。実践的スキルを養成する教育プログラムの開発・展開は、国内でも先進的な取り組みとなります。
JAISTとNECは、これまでの成果として、サイバーレンジの構築技術と学習管理環境を統合したサイバー演習フレームワークのプロトタイプシステムや、高等専門学校との連携による利用者のセキュリティレベルに応じたカリキュラムの開発などを実施してきました。
今回、本講座を延長することで、サイバー演習フレームワークを活用した新たな教育プログラムの設計・開発を進めるとともに、開発した教育プログラムを教育機関のみならず官公庁・企業にも提供することで普及活動を推進していきます。また、IoT(Internet of Things)などの物理的なシステムにも研究の対象範囲を拡げることで、サイバーセキュリティの実践的スキルを有する人材育成を強化し、産業・地域の活性化に貢献していきます。
講座の概要
1. 講座名称:「サイバーレンジ構成学」 2. 講座の内容: サイバーセキュリティ人材を育成するためのサイバーレンジの構築技術を研究・開発するとともに、これを用いた教育プログラムの設計および教材開発をおこないます。
JAISTの取り組み
JAISTは、学部を持たず独自のキャンパスと教育研究組織を持つ、我が国初の国立大学院大学として、先端科学技術分野において世界トップクラスの研究を推進するとともに、注意深く設定された体系的なカリキュラムに基づき、コースワークを中心にして幅広い知識を習得させる大学院教育を実施しています。特に、サイバーセキュリティ分野においては多数の教員を擁し、先端的研究及び社会貢献を進めているのに加え、2007年より体系的な人材育成プログラムを開始し、「情報セキュリティコース」として現在に至っています。また、ネットワークシミュレータ構築技術を基礎としたサイバーレンジの構築技術の研究も推進しており、広く利用可能なパッケージ開発にも着手しています。
NECの取り組み
NECは、かねてよりサイバーセキュリティ人材の育成の重要性に着目し、社内外に対して人材タイプやスキルレベルに応じた人材育成プログラムを提供しています。本講座はこうした取り組みの一環であり、NECは今後もサイバーセキュリティ人材の育成などを通じて、安全・安心で豊かな社会の実現に貢献していきます。
本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。 http://jpn.nec.com/press/201710/20171010_02.html
概要:日本電気株式会社(NEC)
詳細は www.nec.co.jp をご覧ください。
本件に関するお客様からのお問い合わせ先 NEC サイバーセキュリティ戦略本部 E-Mail:info@cybersecurity.jp.nec.com
トピック: Press release summary
Source: NEC Corporation
セクター: Cloud & Enterprise
https://www.acnnewswire.com
From the Asia Corporate News Network
Copyright © 2024 ACN Newswire. All rights reserved. A division of Asia Corporate News Network.
|
|