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2017年10月13日 11時00分 JST
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Source: NEC Corporation
NEC、AI技術を活用し大量かつ多様なログの分析を自動化する「ログパターン分析」を販売開始
システムの障害検知から対処方法特定までの時間を最大80%短縮

東京, 2017年10月13日 - (JCN Newswire) - NECは、多様なログパターンをAIにより自動で抽出・モデル化することで統合的なログの分析が可能なソフトウェア「NEC Advanced Analytics - ログパターン分析」を本日より販売開始します。

新製品は、NECの最先端AI技術群「NEC the WISE(注1)」の一つとして北米研究所にて新たに開発した「ログパターン分析技術」を搭載し、ログの構造を意識せずに多様なログパターンを自動で抽出、複数の装置やシステムのログをモデル化することで統合的なログの分析を実現するものです。これにより、従来ログ管理製品で必要不可欠だった、プログラムによるログ分析のためのフォーマット定義や高度なログ分析経験が不要となり、属人性の排除と分析作業工数・負荷の削減が可能です。さらに、専門家でも難しかった故障・障害の予測や早期発見の支援が可能になります。

また、本製品を活用した実証実験では、システムの障害発生時に専門家と同様の判断で、過去の類似障害を検索・通知できることが確認できました。これにより、対処方法特定までの時間を最大80%短縮することが可能となり、システム停止によるビジネス機会損失を最小化できます。

さらに、自社のクラウド基盤サービス「NEC Cloud IaaS」の運用においても本製品を活用し、ログの出力件数の推移から"いつもと異なる挙動"を検知することで、数千台を超える基盤機器から出力される大量かつ多様なログの監視ルール設計や分析にかかる工数を25%削減し、監視設定の効率化を実現しました。

背景

障害発生時の根本原因分析の迅速化、障害の予兆検知の精度向上、不正アクセスの検知など、システムの可用性や信頼性向上には、システムやネットワークの稼働状況や操作履歴を記録に残すログの活用が不可欠です。しかし、仮想化/クラウド化によるシステムの複雑化/大規模化により、多様化し膨大な量となったログデータの分析には、専門知識と多大な時間が必要でした。また、その作業を支援するログ管理製品の運用では、ログを整理するためのテンプレート作成やシステム変更に伴う修正作業の負荷が課題となっていました。

製品名、価格、販売目標

製品名:NEC Advanced Analytics - ログパターン分析
価格(税別):250万円~
補足:分析エンジンの永久ライセンス(論理2コア単位、保守費別)
販売目標:
ログパターン分析エンジンを活用したソリューションとして今後3年間で40億円

新製品の主な特長

1. ログの構造を意識せず、多様なログパターンを抽出
ログを形成する各要素を自動分割・種別判定し、事前の定義なしでログの形式(フォーマット)や可変部の取り得る範囲といったパターンを抽出します。これにより、従来ログ管理製品では必要不可欠だった、プログラミングによるログ分析のためのフォーマット定義が不要になり、テンプレート作成や修正作業の工数を削減できます。さらに、ログパターンとログに含まれる変数の種類・値の範囲を学習・モデル化し、モデルとのマッチ・アンマッチを自動判定することで、これまでの勘や経験に頼った属人的なログの分析作業を軽減します。

2. 用途例
システムの障害発生時に、障害発生時と過去障害時のログのパターンを比較し、インシデント管理システムに蓄積されている過去の類似障害を検索・通知することで障害対応の迅速化を実現します。また、ログの出力件数の推移から、人間の目では見つけにくい"いつもと異なる"挙動を検知することで、機器の故障時期の予測や障害の早期発見が可能です。さらに今後、例えば証跡ログなどから従業員の端末での作業状況を分析し、作業ミス防止や働き方の問題検知につなげるといったメンタルヘルスケアのマネージメントに活用するなど、ICTシステムだけでなく様々なログの分析により、サービスやモノ、ヒトの動きの分析にも利用範囲の拡大が見込めると考えています。

3. 運用管理ソフトや他の分析ソフトへの組込みが容易
APIやコマンドインタフェースを介して分析技術を利用できるため、他社製品も含めて運用管理ソフトや他の分析ソフトへの組み込みが容易で、既存環境へのアドオン導入も可能です。例えば、NECの統合運用管理「WebSAM」との連携により、過去の障害対応を自動でレコメンドするソリューションを実現可能です。

NECは本製品を、NECグループが開催する「C&Cユーザーフォーラム&iEXPO2017」(会期:11/9(木)~11/10(金)、会場:東京国際フォーラム(東京都千代田区))にて展示します。
「C&Cユーザーフォーラム&iEXPO2017」について https://uf-iexpo.nec/

NECグループは、安全・安心・効率・公平という社会価値を創造する「社会ソリューション事業」をグローバルに推進しています。当社は、先進ICTや知見を融合し、人々がより明るく豊かに生きる、効率的で洗練された社会を実現していきます。

(注1)「NEC the WISE」(エヌイーシー ザ ワイズ)は、NECの最先端AI技術群の名称です。
"The WISE"には「賢者たち」という意味があり、複雑化・高度化する社会課題に対し、人とAIが協調しながら高度な叡智で解決していくという想いを込めています。
- プレスリリース NEC、AI(人工知能)技術ブランド「NEC the WISE」を策定
http://jpn.nec.com/press/201607/20160719_01.html
- NECのAI技術 http://jpn.nec.com/bigdata/ai/

新製品に関する情報
URL: http://jpn.nec.com/logpatternanalytics/

本リリースの詳細は下記をご参照ください。
http://jpn.nec.com/press/201710/20171013_01.html

概要:日本電気株式会社(NEC)

詳細は www.nec.co.jp をご覧ください。

本件に関するお客様からのお問い合わせ先
NEC クラウドプラットフォーム事業部
E-Mail: sales@lpan.jp.nec.com

トピック: Press release summary
Source: NEC Corporation

セクター: Cloud & Enterprise
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