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正確な地震観測データの把握により、防災対策を強化 |
東京, 2017年12月19日 - (JCN Newswire) - NECは、インドネシア共和国の気象気候地球物理庁に対し、広域防災システムを提供します。本システムは、2018年3月以降の稼働開始を予定しており、日本政府の防災・災害復興支援無償資金協力が活用されます。
インドネシア共和国は、2004年12月のスマトラ島沖地震で甚大な被害を受けるなど、地震リスクの非常に高い国です。現在、既に地震・津波の予警報システムが整備・運用されていますが、国土面積も広く、震源解析やマグニチュード推定の精度をさらに向上したいというニーズがありました。
本システムは、インドネシア共和国内計93か所に新設する地震計から得られる震度情報や地震波形情報などを、衛星通信(VSAT)を介して気象気候地球物理庁の本部(ジャカルタ)のサーバへリアルタイムに集約するものです。これにより、地震活動の常時モニタリング強化、震源解析やマグニチュード推定の精度向上などが可能であり、正確かつ迅速な地震観測データの把握・共有による災害被害の低減や災害対応能力の向上に貢献します。
NECは今後、本システムの有効活用に向けて、日本における豊富な防災システムの提供実績をもとに、地震による強い揺れの到達前に警報を発する緊急地震速報システムや、津波を検知する海底地震観測システムなどを提案することで、インドネシア共和国のさらなる防災対策強化に貢献していきます。
NECグループは、安全・安心・効率・公平という社会価値を創造する「社会ソリューション事業」をグローバルに推進しています。当社は、先進ICTや知見を融合し、人々がより明るく豊かに生きる、効率的で洗練された社会を実現していきます。
本リリースの詳細は下記をご参照ください。 http://jpn.nec.com/press/201712/20171219_01.html
概要:日本電気株式会社(NEC)
詳細は www.nec.co.jp をご覧ください。
トピック: Press release summary
Source: NEC Corporation
セクター: Cloud & Enterprise
https://www.acnnewswire.com
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