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海外でのセーフティ事業拡大を加速 |
東京, 2018年1月9日 - (JCN Newswire) - NECは、海外でのセーフティ事業拡大を加速するため、英国のITサービス企業Northgate Public Services Limited(本社:英国Hertfordshire州Hemel Hempstead、CEO:Stephen Callaghan、以下 NPS)を、投資ファンドCinvenから4億7,500万ポンド(約713億円)で買収します。買収完了時期は本年1月末を予定しています。
1969年設立のNPSは、英国を中心に公共分野向けのソフトウェア事業やサービス事業を展開しており、英国とインドに約1,400名のソフトウェア技術者を有しています。英国の全警察や中央政府、95%の地方政府と取引関係があり、特に警察業務、税徴収・社会保障給付、公営住宅管理の領域で強固な顧客基盤と水平展開可能な共通業務プラットフォームを有しています。
NECは海外でのセーフティ事業において、世界No.1(注1)の認証精度を有する顔認証や指紋認証などの生体認証技術を活用し、米国の30%以上の州警察に鑑識システムを提供するなど、鑑識や出入国管理といった分野を中心に世界70か国・700システム以上の提供実績を有しており、安全・安心な社会の実現に貢献してきました。今後はこれに加え、AI(人工知能)技術を活用して公共機関の業務データから不正申請を迅速に検知するなど、効率・公平といった新たな価値を創出するソリューションの提供に注力します。
英国では政府のデジタル戦略に基づき、行政コストの可視化やオンライン化による行政サービスの向上・コスト削減を推進しています。NECは今回の買収によりNPSの警察向け事業の支援・強化に加え、デジタル先進国の英国で共通業務プラットフォームを基にした新たなセーフティソリューションを確立し、法制度の似た英連邦(コモンウェルス)を中心に海外市場へ展開します。
NECは今後、NPSと共同で両社の各種ソリューションや技術を組み合わせたセーフティソリューションを開発・提供します。具体的には、警察業務や行政手続き時におけるNECの生体認証技術を活用した本人認証の強化・利便性向上、最先端AI技術群「NEC the WISE」(注2)を活用した社会保障の不正受給検知・給付漏れ防止、NECの顔認証や侵入検知・置き去り検知といった映像解析技術を活用した不審者や異常のリアルタイム検知などの実現に取り組みます。また、英国以外の市場へのNPSの警察業務ソリューションや公営住宅管理ソリューションの販売も推進します。
NECは社会ソリューション事業に注力しており、成長戦略の柱の一つとしてセーフティ事業を強化しています。今後も自社でのコア技術やソリューションの開発を推進すると共に、M&Aや協業を通じて新たな顧客基盤、デリバリリソース、コア技術、ビジネスモデルを獲得することで、セーフティ事業を中心に社会ソリューション事業の一層の拡大および収益性向上を目指します。
本リリースの詳細は下記をご参照ください。 http://jpn.nec.com/press/201801/20180109_01.html
概要:日本電気株式会社(NEC)
詳細は www.nec.co.jp をご覧ください。
トピック: Press release summary
Source: NEC Corporation
セクター: Cloud & Enterprise
https://www.acnnewswire.com
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