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東京, 2018年2月22日 - (JCN Newswire) - NECは、国際刑事警察機構(インターポール)主催のサイバー犯罪捜査演習「Digital Security Challenge(デジタルセキュリティチャレンジ)」において、演習シナリオの作成や解析対象となるデータの開発などで貢献しました。本演習は、27ヶ国のサイバー犯罪捜査担当官や科学捜査の専門家を対象に、本年2月19日から21日の3日間、オーストリア共和国・ウィーンにおいて実施されました。
本演習は、インターポール加盟国警察のサイバー犯罪捜査能力の底上げを目的としており、2016年および2017年のシンガポールでの開催に続く第3回目として、アジア地域のみならずヨーロッパ、アフリカ、中東、南米の各国から約45名が参加しました。
今回、架空のサイバー犯罪シナリオに基づき、参加者がサイバー空間に存在する証拠の解析作業から犯人特定までの一連のプロセスを体験する「サイバー犯罪捜査演習」や、民間企業各社がサイバー犯罪捜査で活用可能な技術を紹介する「トレーニングセッション」を実施しました。
NECは、グループ会社であるセキュリティ専門企業のサイバーディフェンス研究所と共に、「サイバー犯罪捜査演習」で用いる演習シナリオの作成協力、マルウェア感染端末など解析対象となるデータの開発、演習用解析環境の提供、演習当日の運営支援などを行いました。また「トレーニングセッション」において、新たな脅威であるIoTボットネット(注2)について講義しました。
さらに、今年の演習では、近年被害が拡大するIoTデバイスを踏み台として悪用したサイバー攻撃の実態を踏まえ、これらの攻撃手法や攻撃元の特定などの演習プログラムを実施するなど、より現実的な演習環境を提供しました。
NECは社会ソリューション事業に注力しており、今後も複雑化・高度化するサイバー犯罪捜査の演習環境や演習シナリオなどの提供を通じて、サイバー犯罪捜査能力の向上にグローバルに貢献していきます。
NECグループは、安全・安心・効率・公平という社会価値を創造する「社会ソリューション事業」をグローバルに推進しています。当社は、先進ICTや知見を融合し、人々がより明るく豊かに生きる、効率的で洗練された社会を実現していきます。
本リリースの詳細は下記をご参照ください。 http://jpn.nec.com/press/201802/20180222_02.html
概要:日本電気株式会社(NEC)
詳細は www.nec.co.jp をご覧ください。
トピック: Press release summary
Source: NEC Corporation
セクター: Cloud & Enterprise
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