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東京, 2018年2月27日 - (JCN Newswire) - エーザイ株式会社(本社:東京都、代表執行役CEO:内藤晴夫、以下 エーザイ)は、日本において、セント・プラス少額短期保険株式会社(本社:東京都、代表取締役社長:坂本英一郎、以下 セント・プラス社)と認知症診断一時金保険「認知症のささえ」を共同開発し、本日、セント・プラス社から本保険の販売が開始されたことをお知らせします。
厚生労働省によると、認知症の罹患者数は2012年に462万人でしたが、2025年には高齢者の5人に1人となる約700万人まで増加すると予測されています。エーザイが40歳以上の男女合計224名に対して行った認知症に関するアンケートによると、不安に思うことの第1位は「本人や家族の認知症発症」、第2位は「家族への介護負担」、第3位が「認知症の介護を受けるための経済的負担」であり、さらに不安の軽減要素の第1位は「医療従事者や介護従事者、行政などへの相談」、第2位は「預貯金などの備え」、第3位は「認知症予防に関する情報入手」となりました。
エーザイとセント・プラス社は、2016年12月に保険の共同開発に関する契約を締結し、認知症に対する不安の軽減をめざす保険の開発を進め、認知症に備える少額短期保険「認知症のささえ」を共同開発しました。被保険者が40歳から90歳までであれば要介護認定を受けた後でも告知のみで申し込むことができ、器質性認知症に初めて診断されるなどの所定の条件下で、診断一時金を受け取ることができます。また、契約者や被保険者は、付帯サービスとして、認知症に関する様々な有用情報の提供、ならびに公益社団法人「認知症の人と家族の会」が運営する認知症の症状や介護不安などに関する電話相談サービス等の紹介を受けることができます。
付帯サービスの提供を含む保険の販売はセント・プラス社が行い、エーザイは共同開発に対するロイヤルティを受領します。
エーザイは、「認知症と共生するまちづくり」をめざした活動に長年取り組んでおり、その中で様々な実臨床現場におけるニーズや課題を見出してきました。次世代治療剤の開発にとどまらず、それらのニーズや課題に対するソリューションを提携先と連携して提供することによって、患者様とそのご家族の多様なニーズの充足とベネフィット向上に、より一層貢献してまいります。
本リリースの詳細は下記をご参照ください。 http://www.eisai.co.jp/news/news201816.html
概要:エーザイ株式会社
詳細は www.eisai.co.jp をご覧ください。
トピック: Press release summary
Source: Eisai
セクター: BioTech
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