|
|
|
東京, 2018年4月23日 - (JCN Newswire) - NECは、システムの振る舞いを自動的にモデル化し、システムの稼働状況の見える化と故障予兆検知を実現するAIエンジンのインバリアント分析技術をパッケージ化し、本日より販売を開始します。
昨今のデジタル化に伴い、収集したさまざまなセンサデータを分析することで、安全で効率的なシステム操業の実現が望まれています。NECのAI技術群「NEC the WISE」(注1)の1つであるインバリアント分析技術は、システムの振る舞いを自動学習/監視し異常予兆を検知することにより、安全で効率的なシステム操業を可能にします。電力プラントへの導入の他、製造業、石油化学業のプラント故障予兆などで累計300件以上の検証を通じ、センサ間の関係性を監視する手法のユニークさや、リアルタイム分析が可能な処理性能(数万センサ/秒)などが高く評価されています。
今回、このAIエンジンのインバリアント分析技術を、システム稼働状況を監視する用途に向けてパッケージ化し、ソフトウェア製品「NEC Advanced Analytics - インバリアント分析 V2.1」として提供を開始します。これにより、プラントや工場などに導入している既存システムにAIエンジンを追加で導入しやすくなり、システムの安定稼動/管理コストの低減、お客様のDX(デジタルトランスフォーメーション)の実現に貢献します。
新機能・サービスの特長
1. 過去のセンサデータからシステムの振る舞いを自動的にモデル化 本ソフトウェアでは、プラントや工場などのシステムから収集されたセンサデータからシステムの稼動状態を自動的にモデル化できます。また、リアルタイムで収集されるセンサデータを正常時のモデルと比較・分析することで、異常予兆を早期に検知し、発生個所および影響範囲とともに表示します。このような分析結果は、障害対処の用途だけでなく、製品設計へのフィードバックにも活用することができます。
2. システムの稼働状況の監視用途向けにパッケージ化して提供 今回、センサ間の不変的な関係性や分析結果(異常予兆検知や異常影響範囲)を専用画面で見える化する機能とともに、AIエンジン(インバリアント分析技術)をソフトウェア製品としてパッケージ化し提供します。これにより、利用者自身で過去データ(時系列数値のCSVファイルなど)を用いた標準的な分析や動作評価が可能となり、既設の監視制御システムにAIエンジンを追加導入しやすくなります。
3. 導入・初期運用を支援するサポートサービスも提供 本ソフトウェアの操作レクチャ、インストール支援、問合せ対応を行うサポートサービス(スターターパック)もあわせて提供します。本手法の利用が初めての場合や、種々のAI分析に慣れたデータ解析者がいない場合でも、この初期支援により導入・活用を進めることができます。
NECグループは、安全・安心・効率・公平という社会価値を創造する「社会ソリューション事業」をグローバルに推進しています。当社は、先進ICTや知見を融合し、人々がより明るく豊かに生きる、効率的で洗練された社会を実現していきます。
本リリースの詳細は下記をご参照ください。 https://jpn.nec.com/press/201804/20180423_01.html
概要:日本電気株式会社(NEC)
詳細は www.nec.co.jp をご覧ください。
トピック: Press release summary
Source: NEC Corporation
セクター: Cloud & Enterprise
https://www.acnnewswire.com
From the Asia Corporate News Network
Copyright © 2024 ACN Newswire. All rights reserved. A division of Asia Corporate News Network.
|
|