ラトビアのairBalticが、C Seriesの正式発注をBombardier CS300航空機20機に増加

2016年4月13日 11時00分 JST

Source: airBaltic / Bombardier Aerospace

CS300航空機の最初の運航事業者で、リガを拠点とする航空会社のairBalticが、機材をすべてBombardier機とするため、オプション7機を正式発注に切り替える正式契約をBombardierと締結

モントリオール, 2016年4月13日 - (JCN Newswire) - Bombardier Commercial Aircraftは、ラトビアのフラッグキャリアのAir Baltic Corporation AS (airBaltic)が、残り7機分のオプションを正式発注に切り替えたことを、本日発表しました。今回の発注によって、airBalticの正式発注合計はCS300航空機20機になります。この契約に先立って2014年2月には、airBalticによるオプション3機分の切替が発表されました。2012年12月20日に発表された当初の発注は、CS300航空機の正式発注10機とオプション10機分でした。リガに拠点を持つ同社は、世界で初めてCS300航空機を運航するお客様です。同機は2016年後半に納機予定で、既存のQ400航空機との併用に最適です。

CS300旅客機の定価を基準にして計算すると、今回の正式発注額は約5億600万米ドルとなります。

「弊社の『Horizon 2021』ビジネスプランをサポートする機材モダナイゼーションは順調に進み、最新型CS300航空機の増加によって、先進技術ジェット旅客機の数は20機になりました。これにより、バルト海地域と東西ヨーロッパ市場への接続が大幅に改善されます。このことはラトビア、エストニアおよびリトアニアの経済振興や新規雇用創出に役立つでしょう。」と、airBaltic社最高経営責任者のMartin Gaussは述べました。「弊社は成長に向けたポジショニングに取り組んでいますが、今年後半に納機される高機能の新型ジェット機、CS300航空機によって他の都市への便も就航できるようになり、旅客エクスペリエンスと利便性は改善されるでしょう。」

「CS300のローンチオペレーターのairBaltic様が、全機材をBombardier機へと移行するため、正式発注数の増加を決定したことをうれしく思います。」と、Bombardier Commercial Aircraft社長のFred Cromerは述べました。「これは両社の協力関係が強化されたことを示しています。airBaltic社は最近、世界でもっとも時間に正確な航空会社や、世界でもっとも革新的な航空会社に選ばれるなど、素晴らしい成果を上げています。airBalticの最初のCS300航空機の製造は順調に進んでいますので、初めての商業フライトが今から楽しみです。」

C Series航空機について

C Series航空機ファミリーは、性能と技術を融合を実現した製品で、1機あたり最大1300万米ドルの付加価値を運航会社に提供するように、100%を新規設計しています。

Bombardierは、100～150座席市場セグメントに特化して、運航業者に比類ない経済優位性を提供し、単一通路型航空機の運航で新たなビジネスチャンスを生み出すように、 C Series航空機を設計しました。

先進素材、最先端技術、先進空気力学などに加えて、画期的なPratt & Whitney PurePower(R) PW1500Gエンジンを使用したC Series航空機は、エンジン交換済みの同サイズの航空機と比較して、10%以上のユニットコスト優位性を提供します。

BombardierはC Series航空機によってクラス最高の経済性を提供するだけでなく、旅客に素晴らしい乗り心地を保証する客室設計にもかなり力を入れています。同機には、業界標準よりも大きな19インチ幅の座席、乗客ひとりあたりひとつの機内持ち込みバッグを収納できる大型頭上収納棚、単一通路型航空機市場では最大の窓が備わっています。このような属性により、乗客の皆様はワイドボディ航空機のようにゆったりとお過ごしいただくことができます。

画期的なC Series航空機の環境スコアカードはクラス最高です。つまり、このクラスで現在生産中の商用ジェットでは最も騒音の小さい機種です。C Series航空機の特徴は、優れた短距離離着陸性能と、最大3,300 NM (6,112 km)の航続距離で、さまざまな運航形態に適しています。

Bombardierは、C Series 航空機678機の発注とコミットメントを受けており、そのうち250機が正式発注です。

画像: https://www.acnnewswire.com/topimg/Low_MW20160413.jpg

airBalticについて

1995年に設立されたairBaltic (AIR BALTIC CORPORATION)は、合資会社です。主要株主はラトビア政府で、99.8%の株を所有しています。本拠地であるラトビアのリガから60都市へ運航する世界でもっとも時間に正確な航空会社として、airBalticは、リガ経由ヨーロッパ、スカンジナビア、CISおよび中東行きの路線に、便利な乗り継ぎを提供しています。さらにairBalticでは、タリンとヴィリニュスからの直行便も新たに運航開始しました。

airBalticの機材は24機で、内訳はBoeing 737航空機12機とBombardier Q400航空機12機です。airBalticはその卓越性、革新的サービス、事業再編の成果などで多くの国際的な賞を獲得しています。2012年にairBalticは、Airlinetrendsによってイノベーション分野で世界トップ10に選ばれました。airBalticは、2014年と2015年の2年連続で世界でもっとも時刻通りの運航を達成しました。

Bombardierについて

Bombardierは、航空機と列車を扱う世界最大のメーカーです。Bombardierは、現在のサービス提供をしながら未来を見つめ、どんな場所でも効率的で持続可能で、楽しい交通を求めるニーズに応えることで、全世界の移動手段を進化させています。弊社が世界の交通をリードしている理由は、車両・航空機やサービス、そして何よりも従業員です。

Bombardierの本社は、カナダ、モントリオールにあります。弊社の株はトロント証券取引所(BBD)で取引されており、Dow Jones Sustainability North Americaインデックスにも上場しています。2015年12月31日締め会計年度の売上高は、182億米ドルでした。ニュースと情報は http://bombardier.com をご覧いただくか、Twitter @Bombardier をフォローしてください。

編集者向け注記

- airBalticの塗装を施したCS300航空機の画像は www.bombardier.com に本プレスリリースとともに掲載されています。
- C Series航空機について詳しくは、 http://news.commercialaircraft.bombardier.com をご覧ください。
- Bombardier Commercial Aircraftからの最新情報はTwitterで @BBD_Aircraft をフォローしてください。
- プレスリリースを受信するには、BombardierウェブサイトのRSS Feedセクションをご覧ください。 http://www.bombardier.com/en/toolbar/get-updates.html

Bombardier、Q400、CS100、CS300、CSeries、およびThe Evolution of MobilityはBombardier Inc.とその子会社の商標です。

お問い合わせ先:
Marianella de la Barrera
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+1-416-375-3030
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