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2015年10月13日 11時00分 JST
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Source: ISID
ISID、新日銀ネット第2段階に対応した日銀決済流動性管理システム「Stream-R」本稼働開始

東京, 2015年10月13日 - (JCN Newswire) - 株式会社電通国際情報サービス(本社:東京都港区、資本金:81億8,050万円、代表取締役社長:釜井 節生、以下ISID)は、日本銀行が本日より運用を開始した新しい日本銀行金融ネットワークシステム(以下、新日銀ネット)の第2段階に対応した決済流動性管理システム「Stream-R(ストリームアール)」が、導入先金融機関において本稼働を開始したことをお知らせします。

ISID、新日銀ネット第2段階に対応した日銀決済流動性管理システム「Stream-R」本稼働開始

日銀ネットは、日本銀行とその取引先金融機関の資金や国債の決済をオンライン処理するネットワークシステムで、2015年7月現在、513の金融機関が利用し、1営業日あたりの決済金額は当座預金では約134.1兆円、国債では102.1兆円に上ります※1。日本銀行は、金融取引のグローバル化や情報技術の進展に対応し、さらに将来の発展性を確保することを目指し、新日銀ネットの構築を進めてきました。今回運用が開始された第2段階では、当座預金及び国債の決済全般にわたり、電文形式の移行、国債決済方式の見直し、長時間稼働の実現、先日付入力の新設等の変更*2が行われ、大幅な制度改革を伴うことから、参加金融機関において、システムや業務の大幅な見直しが進められてきました。

新日銀ネット第2段階への対応にあたっては、各金融機関が業態を超えて制度対応について議論する場を提供する等、業務運用への影響に配慮した仕様策定、金融機関が各種制度変更に着実に対応するための機能を実装する大規模なシステム刷新を図りました。

■ 日銀決済流動性管理システム「Stream-R」について ■

ISIDは、2001年に「流動性管理システム」の名称で日銀決済管理システムの提供を開始し、現在12社にご利用いただいております。日銀ネットを通じて行う当座預金や国債等の決済に関して、残高管理、決済指図送信、モニタリングなど一連のプロセスの統合的管理を実現するシステムとして、都市銀行や資産管理系信託銀行、証券会社など様々な業態の金融機関で導入されています。金融機関の中でも特に決済量の多い、都市銀行及び資産管理系信託銀行において、約8割(社数ベース)と圧倒的なシェアを誇っております。また、今回の第2段階対応を機に製品名を刷新し、「Stream-R」として展開しています。

ISIDは、今後予定される国債決済期間短縮化等、様々な制度変更への対応を通じて、金融機関の決済業務の高度化・効率化を支援し、日本の決済システムの発展に貢献してまいります。

※1日本銀行 決済動向(7月) http://www.boj.or.jp/statistics/set/kess/release/2015/kess1507.pdf
※2 新日銀ネットにおける主な変更点
- 第1段階(2014年1月稼働): 国債オペ(日本銀行による国債売買)の入札・受渡関連業務の更改
- 第2段階(2015年10月稼働): 電文のXML/ISO20022形式への移行、国債DVP決済方式の見直し、長時間稼働の実現、先日付入力の新設等、当座預金及び国債決済全般にわたる更改

<ご参考資料>

Stream-Rについて
Stream-Rは、日本銀行の運営する大口決済システムである日銀ネットのRTGS決済に対応した決済管理システムです。各金融機関における日銀ネット上の当座預金、国債、外為の決済に関して、残高、決済送信、リコンサイルといった一連のプロセスの統合的な管理を実現します。ユーザー間での共通要望への対応や、個別ニーズへのカスタマイズ対応も実施しており、お客様のニーズへのきめ細やかな対応が可能です。
http://www.isid.co.jp/solution/finance/ryudou.html

関連プレスリリース
- ISID、決済管理ソリューション「流動性管理システム」の新日銀ネット第2段階対応に向けた開発に着手~日本の決済インフラの再構築へ向け、金融機関のシステム対応を支援~(2013年4月17日)
http://www.isid.co.jp/news/2013/0417.html
- ISID、主要金融機関による「決済制度改革に関する意見交換会」を開催~新日銀ネットへの移行などに伴う金融業務対応に関する論点を公開~(2011年5月27日)
http://www.isid.co.jp/news/2011/0527.html

<電通国際情報サービス(ISID)会社概要>
社名: 株式会社電通国際情報サービス(略称: ISID)
代表者: 代表取締役社長 釜井 節生
本社: 東京都港区港南2-17-1
URL: http://www.isid.co.jp
設立: 1975年
資本金: 81億8,050万円
連結従業員: 2,502人(2015年3月31日現在)
連結売上額: 782億 6,700万円(2015年3月期)
事業内容: 1975年の設立当初から顧客企業のビジネスパートナーとして、コンサルティングからシステムの企画・設計・開発・運用・メンテナンスまで一貫したトータルソリューションを提供してきました。IT Solution Innovatorをビジョンとし、金融機関向けソリューション、製品開発ソリューションをはじめ、グループ経営・連結会計、HRM(人事・給与・就業)、ERP、マーケティング、クラウドサービスなど、幅広い分野で積極的な事業展開を図っております。

* 本リリースに記載された会社名・商品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。

【製品・サービスに関するお問い合わせ先】
株式会社電通国際情報サービス
金融ソリューション事業部 決済ソリューションビジネスユニット 決済ソリューション営業部 村田
TEL: 03-6713-7017
E-Mail: g-finmarketing@group.isid.co.jp

【本リリースに関するお問い合わせ先】
株式会社電通国際情報サービス
コーポレートコミュニケーション室 服部、李
TEL: 03-6713-6100
E-Mail: g-pr@isid.co.jp

トピック: Press release summary
Source: ISID

セクター: Cloud & Enterprise, IT Individual
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